一生元気をつくる太極拳・長拳インストラクターのみなみりんかです。
私がコーチを務めている「とよはし武術太極拳club」、現在、このコロナウィルス環境を乗り切るために「24式太極拳を3か月で覚えるチャレンジ」を実施しています。
太極拳は健康に素晴らしい効果がありますが、大きなポイントの一つに「免疫力を高める」があります。
当然、まだコロナウィルスに関しての調査はないですが、インフルエンザなどの他のウィルスに関しての免疫力は医学的に証明されています。
私自身も太極拳を始めてから風邪ひいたことないので、自分の身体で実感しています。(それまでは毎年1、2回は風邪で寝込んでた)生徒さんもやはり「風邪ひきにくくなった」という方は多いですね。
だったら一刻も早く覚えて強い心身を作ろう!というわけで、希望者がチャレンジしています。
木曜に練習しているteam「はな組」は、やる気満々の女子6名。team全員、24式チャレンジに取り組んでます!

2020年8月20日、このブログを書いている日も全国的な猛暑。安全性を重視して、武道館で練習しているのですが、安全のため窓は全部開放!冷房はないので、巨大扇風機を8台くらい回しっぱなしで・・・
巨大扇風機、風がすごい。(吹き飛ばされそうなゴーッという風です)涼しいのはいいんだけど音がとにかく大きい!!!私の声が全部かき消される・・・(笑)
今日の課題は24式太極拳の
- 4.左右摟膝拗歩 (ズオヨウオウシーアォブー)
- 5.手揮琵琶 (ショウホイピーパ)
- 6.左右倒巻肱 (ズオヨウダオジェンゴン)
まずは、左右摟膝拗歩 (ズオヨウオウシーアォブー)↓基本の歩き方がしっかりできていれば、難しいことはありません。まずは、しっかり弓歩が出来ていればOK!

次は、手揮琵琶 (ショウホイピーパ)。両手で相手の肘を挟んで攻撃している形です。みんな、焦って早く動きがちなのですがポイントは重心の移動。左足に重心を乗せた、と足の裏で意識できたら、次は右足へ重心移動、と丁寧にやるとうまくいきます!

次は左右倒巻肱 (ズオヨウダオジェンゴン)。後ろに下がっていくのですが
手を広げて、

「前足を一歩後ろに引く」 と、「後ろ側の腕を折るように曲げる」を同時に
ここは相手を攻撃する準備、と思ってね。前の腕は伸ばしたまま。これから、前の手で相手の腕を引いてくる準備なのですよ。

胴体ごと、相手を後ろに引いてきます。引いてきた手は、おへその下あたりに添えます。この動作と同時に後ろに曲げてセットしていた手で、相手を前で打ちます。
この時、前足のかかとは少し上げておくと、動作が完了したときにつま先は自然に前を向いてます。後ろの足にしっかり重心を置いて、座る感じの「基本姿勢」ですよ。

今回は動作の説明を主に書きました。なぜなら、結構みんな、覚えるのに苦心してたから。
太極拳って、高齢者でもできるくらいだから楽で簡単なんでしょ?と思っている方も多いのですが、
太極拳を正しくやるには、究極の「脳と身体のコントロール能力」と「身体能力」が要求されます。
もちろん、太極拳には盆踊り的になんとなく形が出来ればいいや(これだと効果が薄くなる)、という楽しみ方もあるのですが、
私自身は身体に効果が無ければやっても意味が無い、と思う派なので、とにかく正しく基本を覚えてもらえるように集中して指導しています。
太極拳を正しく身に着けることで免疫力も高くなると同時に、自分の身体を自由に動かせる能力を高くする訓練ができます。
自分の身体を自由に動かすことは当たり前のことだけど、老化するとどんどんできなくなる。だから、老化する前に太極拳でこれらの能力を訓練する。だから、太極拳をやっている人は、いつまでたっても若いのです。
みんな、必死に頑張ってくれてます。特に、先月入ったばかりの中ちゃん、ともこさんは歩く基本の動作を練習しながら、型も覚えるのは大変かと思いますが11月の成果発表会を楽しみに、少しずつ進めていきましょう!
とにかく、暑かったけど、頑張ったぞ~!のはな組メンバー、喜びのポーズ。
気合をいれてポーズをしてくれました!大人には、こんなふうに真剣にふざける時間が必要です(笑)

太極拳、長拳をやっているといいことあります。
teamはな組の女子6人の続編、また報告しますね。
お楽しみに!
とよはし武術太極拳clubの今までの活動は、私の旧ブログで掲載していました。ご興味のある方はこちらへどうぞ。
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